ヘアドネーション した髪の毛はどうすればいいのか？

【名古屋市中区伏見の美容室 ハンス名古屋】ホームページをご覧いただきありがとうございます。この記事では、 ヘアドネーション をお考えの皆様へ、髪の毛を寄付する際の手順や注意点についてご紹介します。

先日、 ヘアドネーション をご希望の小学生のお客さまがいらっしゃいました。

こちら、名古屋の散歩案内とシンプルライフなブログ「オニマガ」を運営しているOnimaga（オニマガ）さん、名古屋を拠点に活動する 童謡ＤＪ MURANAO（ムラナオ）さん ご夫妻のお子さまでいらっしゃいます。ヘアドネーション当日の様子をそれぞれご紹介いただきましたので、ぜひチェックしてみてください♪

奥様、ＤＪムラナオさんのブログ記事はこちら≫

ＤＪムラナオさんは、中日新聞（市民版）でコラム「大須発 のんびりシティライフ」も執筆されており、コラムでもお子さまのヘアドネーションについて書かれています≫

ご主人、オニマガさんのブログ記事はこちら≫

さて、子どもが自分で「 ヘアドネーション をする！」と決意し、髪の毛を大事に伸ばすのは素晴らしいことですね。約３年間、ヘアカットをしない期間が続くため、子どもの髪の毛が長くなってくると、
ヘアドネーション に対応してくれる美容院をどのように探すのか？
カットした髪の毛は自分で発送するのか？？
それとも、カットをした美容院で発送してもらえるのか？？？
という疑問にが次々と湧いてくるかと思います。

■そもそも ヘアドネーション とは？

ヘアドネーション （Hair Donation）は、31センチ以上の髪を寄付し、寄付された髪で医療用ウィッグを作成し、頭髪に悩む18歳以下の子どもたちに無償提供する活動です。

■ ヘアドネーション 寄付先と条件は？

髪の毛の寄付を受け付けている法人・団体は複数あり、それぞれで寄付できる髪の条件が異なります。たとえば、NPO法人 Japan Hair Donation & Charity(JHD&C)では、31cm以上の長さが条件です。一方で、株式会社グローウィング「つな髪プロジェクト」では、髪の長さ31cm以上から寄付が可能ですが、白髪やパーマ歴のある髪は寄付が不可です。

■美容院を通じた ヘアドネーション の発送について

当店では、お客様の中で特定の団体に寄付する意向がある場合、お客様自身で発送を行っていただいています。これは、当店が複数名の毛髪が揃ったタイミングで発送を行っており、寄付髪の薬液履歴や団体の受け入れ条件を考慮しているためです。また、一部の団体では美容院を通じた発送が難しい場合もありますので、ご了承ください。

■ ヘアドネーション 団体ごとの具体的な寄付条件と発送について

ヘアドネーション 活動をしている団体は他にもありますが、ここでは３つの法人・団体をご紹介させていただきます。

・NPO法人 Japan Hair Donation & Charity(JHD&C)

「ＪＨＤ＆Ｃ」≫
ＪＨＤ＆Ｃのホームページでは、髪の毛の加工処理の様子などが小さいお子さまにもわかりやすく紹介されています。

・寄付できる髪の毛の条件は31cm以上
・髪の毛が引っ張ってもすぐに切れるほどのハイダメージ毛でなければ寄付が可能
・髪の長さごとに作ることのできるウィッグは異なり
３１cmはショートウィッグに
４０cmはボブウィッグに
５０cmはロングウィッグに
６０cmはスーパーロングウィッグに
・毛束に含まれる31cm未満の髪の毛は、シャンプーやトリートメント剤、カラー剤などの開発に不可欠な「評価毛」として。また美容師が練習で使うカットマネキンの素材として販売することで、ウィッグ提供費用の一部として役立てているそうです。
・ブリーチ毛、白髪、癖毛、矯正毛、パーマ歴のある髪も寄付できます。髪の毛はトリートメント処理を施してウィッグに自然になじむように加工されます。
・サロン等第三者による送付代行については、受け取りを拒否する場合もあります。

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・株式会社グローウィング「つな髪プロジェクト」

つな髪プロジェクト≫

・寄付できる髪の毛の条件は31cm以上
・ヘアカラー毛もOKですが、髪色は暗髪に限定されます。
一方で、ブリーチ毛、白髪、癖毛、矯正毛、パーマ歴のある髪の毛は寄付できません。
また、つな髪ではロングウィッグは作成しておらず、35cm以上の髪の場合は規定の長さに調整されます。
・ウィッグは自然で長持ちする髪で作られ、薬品加工は最小限に抑えられます。使用可能かどうかは事前に確認が必要です。
・美容院が代理で複数人分の髪のまとめて寄付の手続きを行うことができます。

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・NPO法人HERO「HAIR DONATION PROJECT」

「HAIR DONAITION PROJECT」≫

・寄付できる髪の毛の条件は31cm以上
・髪の毛が引っ張ってもすぐに切れるほどのダメージがなければ寄付が可能
・ブリーチ毛、白髪、癖毛、矯正毛、パーマ歴のある髪も寄付できます
・美容院が代理で複数人分の髪のまとめて寄付の手続きを行うことができます。

■どの団体もなぜ髪の毛束が３１cm以上あることが条件なのか？

髪の毛が31cm以上であることが条件なのは、医療用ウィッグを必要とする子どもたちの多くが、セミロングやロングヘアのフルウィッグを希望しているからです。
医療用ウィッグとして使用できる最短の長さは31cmであり、髪の毛を半分に折り返して生地に植え付けるため、31cm未満の髪の毛では医療用ウィッグを作ることができないのだそうです。

■発送する際の注意点

・３１cm以上の長さがあること
・髪の毛が完全に乾いていること
・切り口を輪ゴムでしっかりまとめていること
・複数人の髪をまとめて発送する際は、髪の束は同一人物ごとにまとめていること

■切った髪の毛をいざ発送

髪の毛の薬液履歴や、寄付する予定の団体の条件を再度確認し、送付します。
発送方法の決まりはないですが、追跡機能のある送付方法（日本郵便のレターパックやヤマト運輸の宅配サービスなど）が推奨されています。
（備考欄に中身を記載する際に、「髪の毛」とだけ記入すると、配達員の方が驚いてしまうかな…？と少し気がかりがあるため、「ヘアドネーション用の毛髪」と記入するようにしています。）

■まとめ

ヘアドネーションをお考えの方は、まず寄付先の団体や条件を十分に確認しましょう。髪の長さや状態、発送方法など、細かな注意点を把握して、子どもたちを笑顔にできる輪が広がるといいなと思っております！

当 美容室 では、ベテランスタイリストが豊富な経験と技術を活かし、お客様一人ひとりの髪質やライフスタイルに合わせたヘアスタイルをご提案いたします。マンツーマン施術でお客様とのコミュニケーションを大切にし、理想のヘアスタイルをご提案しますのでスタイルチェンジもお任せください◎
ぜひ、HANSへお越しいただき、ご自分にぴったりな髪型を見つけてください。名古屋市営地下鉄 伏見 駅からとても近く、アクセスが便利ですのでお気軽にご来店ください。
心よりお待ちしています！

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