【名古屋市中区伏見の美容室】ハンスのホームページをご覧いただきありがとうございます!
美容院で髪の毛を染めてもらうとき、わざわざカラー剤の種類を調べて
「このカラー剤を使って染めてもらえますか?」
とオーダーすることってあまりないかと思います。
ですが、白髪が気になり始めると
「どうやら、白髪は今までのカラー剤とは違うカラー剤で染めるらしい。」
という、ふわっとした情報を知ることになる方は多いのではないでしょうか。
ネットで調べるとさまざまな情報が溢れていて、益々わからなくなったということも。
この記事では、「今までのカラー(おしゃれ染め)」と 白髪染め のそれぞれのメリットとデメリットについてまとめました。
この記事を読み終えたときに、「 白髪染め とおしゃれ染め、どっちをお願いすれば良いの?」という疑問が少しでも解消しましたら嬉しいです!
■この記事の内容をまとめた動画
今回の記事の内容をギュッと1分の動画にまとめました!
Threadsでの投稿になります↓
投稿者: @hanshair.1Threadsで見る
■ 白髪染め (グレイカラー)とおしゃれ染め(ファッションカラー)の共通点
白髪染め も、おしゃれ染めも、どちらもアルカリ性カラーです。
( 白髪染め はグレイカラーとも呼ばれ、おしゃれ染めはファッションカラーとも呼ばれています。)
アルカリ性カラーの仕組みを詳しく見るにはここをタップ
アルカリ性カラーは、過酸化水素によって髪のキューティクルを開き、髪の内部からメラニン色素を脱色したり、カラーリング剤を内部に浸透させていきます。
通常、1剤にアルカリ、2剤に過酸化水素が配合されており、混ぜると脱色や染毛作用を持つようになります。
■ 白髪染め (グレイカラー)とおしゃれ染め(ファッションカラー)の違い
おしゃれ染めは、メラニン色素のある髪を脱色しながら染めます。
もともと髪に色素があるため、ベースとなるブラウンの染料は少なめに構成されています。
一般的に、おしゃれ染めは、 白髪染め と比べるとダメージが少ないです。
こうやって聞くと、髪の毛を暗くするのだから、 白髪染め の方が髪の毛への負担が少ないんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。
髪を脱色して、明るいトーンにするのが髪をダメージさせることは何となく想像しやすいですが、 白髪染め とおしゃれ染めを比較したときに、髪の毛を暗くする白髪染めの方が頭皮や髪に負担があるって不思議じゃないですか?
俗に「白髪」と呼ばれている髪は「メラニン色素がない(少ない)髪」のことです。メラニン色素がない状態から、「暗くなった」と目で見て、わかるだけの染まり方をさせるためには「濃いブラウン」の色素を大量に入れる必要があります。さらに、 白髪染め は白髪交じりの髪を染めることを前提として開発されています。そのため、黒髪を明るくして、白髪と黒髪の差を少なくして、髪に色を入れます。
白髪にしっかりと色を入れるために 白髪染め には、染色力が強いジアミンという染料成分がおしゃれ染めよりも多く含まれています。ジアミンには、髪の内部に浸透して色を発色させるという、染毛剤には欠かせない役割がありますが、刺激が強く、髪と頭皮をダメージさせやすい成分でもあります。
このように、 白髪染め の方がおしゃれ染めよりも染毛力が強くなっており、髪をダメージさせやすい配合率になっているのです。
■ 白髪染め のメリット・デメリット
白髪染め のメリット
・白髪をしっかりと染めることができる
・髪の毛を暗めなトーンで染めることができる
・色持ちが比較的良い
■ 白髪染め のデメリット
・ 白髪染め は、メラニン色素がない(少ない)白髪を染めるために、おしゃれ染めよりも染毛力を強いです。また、一般的に 白髪染め は根元からしっかりとカラー剤を塗布して染めていくので、おしゃれ染めと比べると頭皮と髪への負担が大きくなります。
・濃いブラウンの色味で構成されていますので、鮮やかな色に発色しにくい。
一度入れた濃い色素は、明るいトーンや、透明感のある色味にカラーチェンジするのが難しくなります。(暗めのトーンで髪色をキープしたい場合、メリットになります!)
白髪染め を使うことが悪いのではなく、調合の際に分量調整、カラーをする周期の調整、一度暗くした毛先を無理に明るく(脱色)しない工夫など、「髪のダメージを最小限に」を念頭に配慮をすればデメリットとも上手く付き合えます!
■おしゃれ染めのメリット・デメリット
おしゃれ染めのメリット
・髪の毛のトーンや彩度をコントロールしやすい
・ブラウン系、青、黄、赤、ピンク、グレイなど多彩な色味がある
・カラーチェンジも楽しみやすい
■おしゃれ染めのデメリット
・ 白髪染め と比べると退色が早い
・明るくなるほど髪の毛がダメージしやすい
・白髪がしっかりと染まらない(白髪を明るめに染めたい、ぼかしたい場合、白髪がしっかり染まらないことはメリットになります!)
おしゃれ染めの染色力は白髪染めに比べて弱いため、色持ちが短く、3週間~1ヶ月程度で色落ちを感じることが多いと思います。
■ 白髪染め とおしゃれ染めのまとめ
おしゃれ染め
・髪を脱色(明るく)しながらマイルドに染めることができる
・白髪をしっかりと染めることは難しいが、ぼかしたい場合は逆にメリットでもある
・5~11レベルの髪色のトーンでコントロールすることができる(染まりにくい髪質や、薬液履歴によってはブリーチが必要な場合があります。)
・多彩な色味がある
・ 白髪染め に比べて退色が早い
白髪染め
・黒髪と白髪の明るさの差を少なくしながら、濃いブラウンをしっかりと入れることができる
・白髪がしっかりと染まって、トーンを落ち着かせることができる(カラーチェンジが難しい)
・比較的、色持ちが良い
・おしゃれ染めよりもダメージしやすい
■ハンスのこだわり&結局、どっちでオーダーすれば良いの?
ハンスでは、おしゃれ染めと 白髪染め を別物として分けて考えるのではなく、カラー剤という大きな枠組みの中で調合をします。どちらのカラー剤にもデメリットがありますが、目的によってはメリットにもなり得ます。それぞれのメリットデメリットと、お客さまの髪質や、なりたいヘアスタイルに合わせて必要なカラー剤の分量を調整して調合します。
写真をタップしますと拡大できます↓
例えば、ご来店当日は落ち着いたトーンに暗く染めたい場合でも、数ヶ月後にトーンアップ(明るく)する予定があれば、 白髪染め の濃い色素を避けて調合します。カラーをするということは髪の毛を多少なりとも傷ませる施術です。ハンスでは、長い目でみて「髪の毛のダメージを最小限に」にこだわっています。
初めてご来店いただくお客様の場合は、毛先の薬液履歴を把握するのは難しいです。暗く染まっている毛先を一気にすごく明るくする方法よりも、少しずつ明るくしていく方法をおすすめすることが多いのも「ダメージを最小限に」に関連しています。
さて、美容院でカラーをオーダーするときのポイントは、
「おしゃれ染めか 白髪染め 、どっちでオーダーすれば良いのか?」
よりも、
「今日はこんな明るさの色味にしたい。
”そういえば”
○ヶ月後にこんな予定があって、もしかしたら○○な明るさにするかもしれない。」
など、先のビジョンをお持ちの方はお伝えいただけると良いかと思います!
決して「 白髪染め を使うことが悪い」のではなく、分量などを計画的に使うことが大事なのです。カウンセリングや会話の中で、少し先の予定を美容師さんが聞く場合はそのような背景もあったりします。
長い記事になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!!
■料金のご案内
Clarityカラー(透明感カラー)はお客さまそれぞれに合わせて、薬剤を調合して染めていきます。また、ダメージレベルに合った保護、補修処理もきちんとさせていただきます◎
・カット+カラー(リタッチ)/¥11,000~
・カット+カラー(全体)/¥12,100~
長さなどによって料金が前後しますので、わからない点はお気軽に公式LINEへご相談ください!
ご予約方法
無料カウンセリング、メニュー、日時相談は公式LINEから承ります!
\お気軽にご相談ください/
・友だち追加だけではお客様の個人情報はこちら(店舗側)には分からないのでお気軽にお友だち追加してくださいね!
・AI(自動返信)ではなく、スタイリスト(オーナー:尼﨑)がご相談を承りますので、返信に少しお時間をいただく場合もございます。
・スタイリストのご指名がありましたら、気兼ねなくお申し付けくださいませ。
※ご来店当日の急なプラスメニューは、お受けできない場合がございます。また、薬液履歴によってはご希望に添えない場合がございます。
※商品販売も完全予約制です。ご予約なしでのご来店はご遠慮ください。
当 美容室 では、ベテランスタイリストが豊富な経験と技術を活かし、お客様一人ひとりの髪質やライフスタイルに合わせたヘアスタイルをご提案いたします。マンツーマン施術でお客様とのコミュニケーションを大切にし、理想のヘアスタイルをご提案しますのでスタイルチェンジもお任せください◎
ぜひ、HANSへお越しいただき、ご自分にぴったりな髪型を見つけてください。名古屋市営地下鉄 伏見 駅からとても近く、アクセスが便利ですのでお気軽にご来店ください。
心よりお待ちしています!
スタイリスト紹介
丁寧なカウンセリング、施術を心がけています。ライフステージの変化による悩みにも、寄り添いながら提案していきます!
お客様1人ひとりのライフスタイルに合わせたスタイルのご提案を心がけています!
ナチュラル・スタイリングの楽なカットが得意です!